サイサク・サスナルのログ。
まずはサイサクから。
やあ、サクラじゃないか。珍しいね、キミが図書館に来るなんて。」
「・・・別に。探し物があるだけ、よ。」
この、相変わらずの作ったような笑顔が癇に障る。
なんだって、こんなにも緊張しなきゃいけないんだろう。
只のスリーマンセルの仲間に渡すだけ。それなのに、どうしてなんだろう。
「・・探し物、ね。」
そう言って、また本に向き直ったサイをみて、私は蝋燭の焔が消えた時のような、何故か悲しい気分になった。
コイツはもう、私なんて目に入ってないんだ。
―すごく、悔しい。
いつまでたっても本の世界から帰ってこない彼の頭を軽くぽかっと殴った。
「・・・痛いんだけど。」
「痛いはずないわ。軽くやったもの。」
「キミの『軽く殴る』は僕らの『軽い』とレベルが違うって事、気付いてくれない?」
頭を擦る彼をみて、ふっと心が浮かんだ。
ざまあみろ。こんな日に、女の子ほっといて本に夢中だからいけないのよ。
「はい、これ。」
「?」
「バレンタインデーだからね。本ばっかりでチョコ貰うあてがない貴方へよ。」
瞳がまるで点になりそうなくらいのまんまる。
そんなに意外だった?
「・・・ありがとう。」
「ん、素直でよろしい!」
大げさに彼の頭をわしゃわしゃ撫でて、私、お姉さん気分。
「じゃあ、また明日ね。」
なんだか急に恥ずかしくなって早足で図書館から逃げ出した。
外は雪が降ってて、図書館にぴったりの静けさだった。
ちょっと寒いけど、なんだか温かい。
「・・・さ、ナルトや先生のとこにも早く行っちゃおう!」
うっすらと積もった雪の絨毯の上にいちばんのり。
今日はきっといい日になりそう。
ここからはサスナルなんで、苦手な方は注意!
里抜けしてたって、いつでも影で見守っているサスケ。
ストーカーともいう。
・・・で、ここからはダンゾウ殺した直後のWJとリンク。
『星屑』はサスケがまた木の葉に帰ってくることを全力で祈ってます!!